厳しい寒さとともにやってくる「アイナメ」
漢字で書くと 鮎並 とか書くらしいが、鮎には似ても似つかない。

 

ホッケとかタラの仲間ですが、あまり泳ぎ回ることがなく、
海底の岩場やテトラポットの隙間に身を潜めて生活する根魚です。

 

アイナメは最大で50センチ近くになり、堤防から気軽に釣れる魚の中では
大型の部類に入ります。
特有の首振りダンスといわれる引き方をし、楽しめるターゲットです。

 

しかし結構グルメであったり、地合いに左右される魚でもあり
簡単には釣らせてくれません。
私が今まで研究したデータを基に、釣り方やおススメのエサを紹介します。

 

アイナメ釣りのエサは?

 

アイナメが好んで食べるえさは何がいいでしょうか?
本来アイナメの好物はカニやエビの甲殻類。釣り上げたアイナメの胃袋を開くと、
カニが出てくることがよくあります。

 

かといって、カニを使えば釣れるのかというと、そうでもないのが難しいところ。
カニは動いて岩の中に入り込んでしまいますし、死んだカニでは食ってくれません。

 

[titled_box color=”white” title=”アイナメ釣りおすすめエサは”]

岩虫・・・特効エサ。高いが大好物で、もって行きたいエサ

アオイソメ・・・定番だが、これで釣れる時は釣れる!

カメジャコ・・・ボケでは駄目だった。カメジャコが手に入れば効果大。

[/titled_box]

 

アイナメ釣りの仕掛け

menkyo 017

アイナメつりで使う仕掛けは、非常にシンプルです。
市販品を買うなら、ブラクリ仕掛けというものを買います。3つ入りで250円位。
結構高いので、ネットでまとめ買いすると安く手に入ります。

 

号数は、2号から4号が使いやすいです。
ひし形のものは根掛かりしにくく、丸おもりのタイプは穴を落としやすいです。

 

色は赤いものを選びましょう。アイナメは赤い色に興味を示すことが
実験で分かっており、売られているもののほとんどは赤色です。

 

自作する場合

私はほとんど自作です。
用意するものは、2、3号の中通しオモリ・サルカン・フロロカーボンハリス
13号か14号の丸セイゴ針。

道糸にオモリを通し、サルカンで固定してハリスは10~15センチとります。
針を先に結んでおきましょう。
説明する程でもないですが、ハリスは短くてOK。長いと根掛かりのもと。
岩場を攻めるので、傷に強いフロロカーボンを使ってください。
針はチヌバリ使う人もいますが、根掛かり難さと丈夫さで、丸セイゴを使います。

menkyo 020

[icon image=”point-b-r”]ハリスに、蛍光パイプのピンクや赤色のものを短く切って通すと、
アピールできるとともに、ハリスがよれないので根掛かりしにくくなります。

 

アイナメ釣りのコツ

 

アイナメは、「アタリの出方」に特徴があります。
カサゴのように一気に食ったり、鯛のようにじわじわ食うタイプではないです。

 

ゴン・ゴン・ゴン・ゴンと連続して
単発の引きが続くのが特徴。

 

咥えたり離したりを繰り返し、結構ダイレクトな感触を味あわせてくれます。
一番期待高まる瞬間ですが、どこで合わせればいいのかが難しい。

 

早ければすっぽ抜け、遅いと穴にもぐられてしまいます。
コツは、引きを繰り返すうちに大きく引き込むようになりますので、
そのタイミングで合わせるか、ジワーッと少し糸を張ってみます。
重みがかかっていたら、一気に合わせます。

 

合わせのタイミングは慣れもあるので、まずはじっくりと待って
よく食い込ませることを意識してください。

 

釣れる時期とポイント考察

 

アイナメは寒流系の魚で、夏は深いところに住み産卵します。
冬になると岸に寄ってくるんです。

 

定期的に回遊するようですが、動きは遅くかなり水温が下がらないと
堤防から釣れる様にはなりませんね。

 

時期的には、1月から3月(3月はまだ海の中は冬です)
この時期になれば、磯場やテトラの穴釣りで釣れる可能性が高いです。

[titled_box color=”white” title=”常連に聞いた気になる話”]

アイナメは水温低下とともに岸にやってきますが、12月頃は接岸しているもののテトラなど穴には入っておらず、少し沖の深みなどにいることが多いそうです。この、まだ岸近くに来ていないアイナメを投げつりで狙い撃ち、バンバン釣りあげている人に会ったことがあります。

習性や、経験に基づく貴重なデータとして興味深い話でした。
時期や接岸のポイントは釣り場によっても違うので難しいですが、このような狙い方もあるということを憶えておくと役立つかもしれません。

[/titled_box]

 

また、アイナメは地合いに左右されることが多い魚です。
釣れだすと一気に入れ食いとなり、釣れない時は全然釣れないという
気まぐれな食事をする傾向が高いようにみえます。

 

一番釣果が出ているのが、朝6時ごろの薄明るくなってから2時間前後!
夜釣りで一時的に食いが立つこともありますが、時間はまちまちです。

 

アイナメ一本狙いなら、釣る時間を絞って短期集中で攻めたほうが
効率はいいと思います。ただでさえ寒い時期の釣りですし、エサも
いいものを使うので、朝まずめ一本勝負でいきましょう!