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夏・秋に釣りをするときに、快適な釣りを阻害する最大要因
蚊をはじめとする吸血昆虫の猛攻があります。

夏の夕涼みに夜釣りは最高ですが、こいつらをなんとかしなければ
とんでもないことになります。

なかでも、「イソヌカカ」という虫(イソブユ)とも呼ばれる奴は
蚊に刺される数十倍強力で、苦しめられますのでそいつに対する
私のイソヌカカ対策を紹介したいと思います。

 

そもそもイソヌカカとは何者ぞ?

イソヌカカ・イソブユ・ブユ・・・色々呼び方があります。
正式名称が「イソヌカカ」 米糠のように小さな虫ということらしいです。
実際に網戸の目を潜り抜けるくらい小さな虫で、蚊より大分小さい、
丁度ゴマ粒位の虫です。

主に山や海岸線・磯場に住み、海水でも繁殖する奴がいるという
恐ろしい生態をもっています。日本海側には特に多く、越前海岸でも
頻繁に被害にあいます・・・
夕暮れ時から夜かけて活発に飛び回り、血を吸います。

蚊のように煩わしい羽音を立てないので気づきにくく、知らないうちに
そこらじゅうに止まっていたということもしばしば。
しかもこいつは、蚊のように刺すのではなく、「かじる」んです・・・・
かじって血をすう上に、こちらに痛みを感じさせないように強力な毒を
注入します。これが原因でアレルギー症状を引き起こします。

 

イソヌカカに咬まれたら、おそろしい症状に・・・

このイソヌカカにかまれると、独特な症状を引き起こします。
かまれて数時間は、すこし痒いくらいで幹部も赤い点のようなものが
あることしか確認できません。

これが半日くらいたち、丁度家に着いた頃でしょうか。
赤みが一気に大きな腫れとなり、猛烈な痒みが襲ってきます!!
患部は熱を持ち、ひどい人は腕や足が倍になるくらい腫れ上がります。
痒くて夜は眠れず、咬まれた所はただれて浸出液がにじみます。

蚊と違ってすぐに腫れたり、痒くならないのが特徴。
その代わり、蚊であれば数時間で腫れも痒みも引きますが、
このイソヌカカの毒は実に、数ヶ月に渡って苦しめられることもある
非常に長期化するやっかいなものなんです。

治ったかと思ってもしばらくは跡が残り、完治に半年近く費やすことも・・・
暑いからといって半そで半ズボンで磯や堤防釣りするのは自殺行為です。

 

イソヌカカの猛攻を防ぐためには??

このイソヌカカを防ぐための方法は2つあります。

まずは長袖、長ズボン、靴下で肌を隠し首にはタオルを巻いてガードします。
蚊のように刺すタイプではないので、衣服の上からかじられる事はよっぽど
ありません。
盲点は「手」。竿を持って釣りに集中していると、手の甲をやられます。
フィッシンググローブや軍手しておきましょう。

次に、防虫剤で防ぐタイプ。
防虫剤の成分には2種類あり、生半可なものでは効かないです。
香りだけとかに代表されるハーブを使ったものはあまり効果なし。
ただし、ハッカの匂いは嫌いらしく後述のディートと組み合わせると
非常に効果的であるそうです。
防虫成分「ディート」を使ったものが有効です。

ほとんどのスプレー防虫剤の成分を見ると、このディートの表記があり、
商品によって濃度が違います。
弱いもので5%ほど。通常は10%くらいまでですが、
10%を超えると医薬品という扱いに変わり、長持ちしますが購入できる商品は
限られます。

有名どころでは
ジョンソンの「スキンガード」 ディート9.65%
アース製薬「サラテクト」 通常品 6%から10%
サラテクトには、医薬品のサラテクトFAというものがあり、12%の濃度で
12時間の長持ちを謳っています。(国内最高濃度)
私はかばんにスキンガードが常備してあります。繰り返し塗って使うことが
効果的。

ディートはもともと米軍が第二次大戦中のジャングルでの虫除けに開発した
ものであり、成分は相当に劇毒。
人体への影響は指摘されているものの、これら虫を媒介する感染症やアレルギー
の重篤さを考えると、影響はきわめて小さいと言うのが大筋の見解であるそう。
使用法は私たちの思う以上に注意が必要なので、こちらを参考にして正しい
使用法で使いましょう。    wiki  ディートの使用上の注意参照

咬まれてしまったらどうしよう・・・

こいつにやられてしまったら、普通の虫刺され薬では効きません。
まずは皮膚科に行き、行った場所と時間・イソヌカカに咬まれた疑いがあること
を伝えます。
症状に応じて適切な強さのステロイド剤が処方されるので、塗り過ぎないように
患部に塗布します。

痒くて我慢できないですが、掻くと患部を掻き壊してしまって症状が悪化するので
ガーゼなどで多い、テープで止めておきましょう。
痒くて寝れない場合は、痒み止めの飲み薬なども処方してもらえます。

腫れがあまりにもひどい場合はアイスパックなどで冷やすことで、痒みを
和らげる事ができます。
いずれにしても、特効的に効果あるものはないので、最低一週間は苦しむのを
覚悟してのりきるしかありません。それくらい強力なのです・・・

イソヌカカの辛さは味わったことがある人なら誰しもが思う、地獄です。
できる限り咬まれないように、夏暑くても釣り場で肌を出すことは避けましょう。
釣りに集中できないばかりか、帰ってからが大変ですからね。

以上、tomozo-でした。